原発ゼロへのパブリックコメント

私が送信した内容を書いておきます。2012年7月24日

-----

概要

ゼロシナリオを選択します。

即刻原子炉を全停止し、廃炉へのスケジュールを決定すべきです。

同時に各種循環型エネルギー実用化へのシナリオを策定し推進してほしい。

-----

意見およびその理由

使用済み核燃料の処分技術も確立されないまま原発を稼働し続けていることに、かねてより疑問を感じていましたが、福島の事故により暴走を止めることもできないほど安全稼働の技術が全く確立されていないことが露見しました。 1回の事故で未来数十年に亘り想像を絶する人的・物的被害を被ることが明確になった以上、原子炉を動かし続けることは受け入れられません。

今夏、原発を稼働しなくても済むなら 節電はもとより、計画停電も受け入れるつもりでした。 しかし世論を無視するような大飯原発の再稼働には怒りさえ感じています。

原発停止による立地自治体の雇用問題について、 これまでの雇用は廃炉作業に伴う事業への雇用でまかなえるのではないでしょうか。 通常の廃炉でも20年以上はかかるとのこと、その間に原発雇用に依存しない自治体に再生することは可能でしょう。 また、太陽光・風力・波力・潮力などのエネルギー事業をこれらの自治体に優先的に誘致するなど、素人が考えてもいくらでも案はでてきます。

原子力関連の研究開発事業にしても、 「安全な廃炉方法」「使用済み核燃料の処分技術確立」など、 まだまだ進めなければならない課題は山積みのはず。 研究者の「食いっぱぐれ」も起きないのではないでしょうか。

このまま安全に止める技術も危うい原発を稼働し続け、処分方法も確立されていない「核のゴミ」を排出し続けることは、人類・地球への背信行為だと思います。 すぐに止めてください。