12月の秋色

「南国高知」というだけあって、紅葉前線が高知市に降りてくるのは いつもだいたい11月末から12月にかけてだけど、今年(2005年)は寒波の到来が少し早くて、 「まだ大丈夫」とタカをくくってたら、紅葉の盛りをあっさり逃してしまった。

「仕事忙しかったからなぁ、、」と言い訳しつつカメラを確認してみると、 36枚撮りネガカラーフィルムが入ってて順算カウンタが「17」。 はたしていつフィルムを入れたんだかも覚えてない体たらくで、恥ずかしいやら情けないやら。

「まあ、こういうこともあるわさ」と自分で自分に言い訳するとして、 とりあえず残りの20枚近くをなんとかせねば、と夏から秋にかけてスケッチに出かけた 中学校のマラソンコースを自転車でふらふら。

かろうじて散るのを待っててくれた公園の楓や道端のススキが、かすかに秋の色を見せてくれた。 「まっててくれてありがとね ^^。」と心で声をかけつつシャッターを切りました。

一時間少しで残りを撮り終えて「デジタルプリント」で書いた写真屋さんに直行。 仕上がった同時プリントを見たら、最初の16枚はなんと9月末の次女の体育祭だった。(^^; 「あれれ」と思いながらもプリントについてオヤジさんとしばし雑談。 師走の慌ただしい雰囲気の中、ゆったりとした時間を過ごさせてもらいました。