次は、高知大学の原先生、そして高知高専の岡田先生。 あれれ? メモがあんまり無い (^^; もう、疲れてたんだろうか、いやはや。
やみくもに、怖い怖いといっても始まらない。 「ここは高いから大丈夫」とタカをくくらないで、現在の想定をハザードマップなどで 確認し、「それを超えてきたら」と想像し準備しておくことが大事だとのこと。 それから、先人の教訓を生かすこと。 「これより下に家を建てるな」という碑はTVなどで何度か見たと思う。 さらに過去の震災や津波の記録を知ってそれに備えておくことも大事。
とにかく、自分の身は自分で守り、率先避難者になること。(自助) 周りの人が自分を見て避難してくれれば助けに行くのと同じ。
東日本大震災で助かった人と、間に合わなかった人、その違いは(もちろんすべての人に あてはまるわけではないが)そこらへんにあるのではないかと思う。
そして、避難した後の備え。 今回の震災では、店から物がなくなり、しばらくの間物流が滞って補充がなくなった。 大規模な地震が発生したら、高知だけでなく四国島内に物が入って来なくなることを 想定しておくこと。それが何日なのか何週間なのかわからない。 高知は昔から「四国の離れ島」と言われていた場所だ、四国の中でももっとも 遅くなると思っていた方が良いかもしれない。
被災して避難所に集合した後、しばらくは公的な支援(公助)は期待できない。 まず、自分の身は自分で守り、何日間かあるいは何週間は 同じ避難所に集まった近隣の人同士で助け合うこと。(共助) 役所・役場の職員だって被災しているわけで、通常業務よりもずっと大変な 仕事をその環境でおこなうには困難が伴い、当然時間がかかるのです。
そのためにも、食料・水など最低限生きていける準備をしておきましょう。 自助:共助:公助の比率(バランス)は、7:2:1と認識し、「公」を頼りすぎないことが大切。
南国市内の軟弱地盤の分布調査・整理と揺れやすさマップについて南国市と連携して 取り組んでいる。常に最新の情報を手にしてください。 さらに、情報伝達の手法や地区ごとの最適避難経路についてや、 地域住民への防災教育(こども防災キャンプ)など、取り組んでいるとのこと。 もっともっと、市民自身が積極的に「知る」ことが大切だと感じた。